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量刑はどのようにして決まる?

現在、夫がある事件で起訴されており、今度判決が出るのですが、どのような判決になるのか不安です。量刑とはどのようにして決められるのでしょうか。

法律で定められている刑罰の範囲はかなり幅広く、裁判官がその範囲内で具体的な量刑を判断・宣告します。実際の量刑判断にあたっては、先例のほか、ありとあらゆる事情を考慮します。

法律の定めと実際の量刑

法律の定めと実際の量刑法律で定められている刑罰の範囲は、かなり幅広く、例えば、

  • 窃盗罪であれば、1か月以上10年以下の懲役又は50万円以下の罰金、
  • 傷害罪であれば、1か月以上15年以下の懲役、
  • 覚せい剤の自己使用であれば、1か月以上10年以下の懲役

とされています。ただし、実際には、実際に宣告される刑は、法定刑の下限に集中していることが多いといえます。

量刑判断にあたって考慮されること

量刑判断にあたっては、裁判官の裁量に委ねられているとはいえ、過去の事例と比較して不公平な判決とならないよう先例を重視した運用がされております。
一定の重大犯罪では、判決内容に市民の感覚を反映させるため、裁判員裁判で審理されますが、その場合でも、過去の量刑判断がデータベース化され判断の際に参考にされています(それでも、裁判官のみで裁判をしていた頃よりもばらつきが生じているといわれています。)。

また、量刑判断にあたっては、事案の性質、犯行態様、被害の有無・程度、複数犯の場合は被告人の果たした役割、示談等犯行後の情状、被告人の反省・謝罪、更生可能性、身元引受人の有無、前科・前歴などありとあらゆる事情を考慮します。

検察官は、刑事裁判の終盤に求刑を述べますが、裁判所はこれには拘束されず、まれに量刑を超える判決が言い渡されることもあります。

横須賀・三浦法律事務所のサービス

刑事事件に携わる弁護士であれば、当該の事件でどの程度の量刑判断がなされるのか、おおよその予想を立てることができます。また、量刑事例集なども市販されているところです。
もし、裁判の行方などについてご不安があれば、ぜひ一度、横須賀・三浦法律事務所までご相談ください。

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